・間取りについて考える
賃貸マンションを借りたり、一戸建てを建てるときに必ずと言っていいほど「間取り」というワードが出てきます。
間取りとはいわゆるどこにどの部屋があるのかということを指していますが、ただ漠然とどこに何があるのか知るためにチェックしている人がほとんどではないでしょうか?
間取りをチェックするときにはできるだけ目的を持ってチェックすると、生活をはじめてからもこんなはずではなかった…と後悔することがなくなります。
・どんな目的で部屋を使うか?
まず間取りをチェックするときの基本として、ひとつひとつの部屋をどんな目的で使うのか考えたほうがいいでしょう。
たとえば台所のある場所は使いやすいところなのか、寝室は静かに眠れそうな場所なのか、ベランダの日当たりは良いのか、など生活するうえで重視したいポイントをピックアップしていきます。
それができれば間取りの見方も分かってきますし、良い部屋探し・家探しができるでしょう。
・間取りで失敗しないために
せっかく間取りを考えたものの、「失敗した」という声はかなり多いです。自分達で必死で考えたにも関わらず失敗してしまう理由としては、「基本」を抑えていなかったからと思われます。そこで失敗しないためにも、間取りの基本について取り上げます。
・よくある間取りの失敗
よくある間取りの失敗例としては、配線の位置があります。電気のスイッチが使いづらい場所にある・コンセントまでの距離が長いなど、1つ1つあげるとキリがありません。配線の位置を確実なものにするには、生活導線が重要な意味を持ちます。生活導線上に、コンセントや電気のスイッチがあるのが望ましいです。収納場所も、失敗しやすい間取りです。
部屋を少しでも広くしたいがために収納場所を狭めてしまっては、収納スペースがなくなり、家の中がゴチャゴチャします。
間取りを決める時は、実際の生活を頭に思い受かべる必要があります。だからこそいま一度、自分自身の生活スタイルについて思い返してみましょう。